2019年6月12日水曜日

イラストご依頼窓口、開設しました。

そろそろやってもいいのかなーって思えたので、一足遅れてSKIMAとSkebに登録しました。

インターネット老人会出身者として一番おののいているのは、絵のうまいやつがゴロゴロ転がっているという現実を突きつけられるということです。
あんまり楽しくない独学を経て、ようやくこれくらいは一人で描けるようになったのですが、それでも足りないんだっていうレベルの高さをいつもいつも見せつけられるんです。せっかく上手くかけたと思った瞬間に転んじゃう。しょんぼりです。
これくらい。
線画に時間泥棒される。線画が作業時間の8割。
塗りは髪と目と肌でだいたい飽きる。
自分でゴーゴー歩いてはどんどこ蹴躓くわたしですが、この絵を好いてくださる方もいらっしゃると、イベントに行くたびいつも慰められる思いがしています。
うち――『ちょこれいつ』は本屋さんなんですけど、遠巻きに、あるいは近づいて吸い寄せられるようにして絵を見て行ってもらえることが増えました。
本の厚みで、うちが何屋さんかみんな察してくれるので、ネットで聞くような「なんだ小説か」みたいな辛い言葉は吐かれたことはありません。
遠くからずうっと様子をうかがわれて、ササッと立ち寄られた二人連れのご婦人の、「ああっ! やっぱり小説だった! ちっちゃい! 文字が読めない!」という悲しい叫びなら聞いたことがあります。読めねえんならしかたねえ。
あと、マンガだったら読みたかったのね。サンキュー。ペーパーだけ渡しました。

最近は「なんでマンガを描かないの?」と聞かれることも多いです。
マンガは好きです。中学生の時は、テストの前日もマンガを描いていたぐらい。満点取ったから別にいいしょや。
自分や家族のためにぺなぺなした脱力マンガを描くのも、たまにならやります。わたしのマンガ力というのはこれくらいで、きっと好かれることもあるだろうけれど、でもそのくらいなんです。

私のマンガ力では、表現したい物語世界は正確に現われてこないんですね。
この場合の正確とは、私のイメージ世界のことを指します。
どこにいても異邦人の自分が見聞きしてきたこと、あるいはこれまで物語世界から得てきたこと、そういうことは言葉でないと正確に表現ができなかったわけです。
それに、私は言葉が好きなんです。
小説をただのシナリオとして読ませるつもりは毛頭ありません。
五感を刺激して、実在しないものを体感してもらいたい。
私は、音を聞いて色を見たり、香りから音楽がうまれるような体質です。
妖精がワクワクの気持ちで羽根を得るように、他人から見たら空想のようなリアル、魔法めいた肌感覚で生きているのかもしれません。
まあ、そういうことで、小説を書いています。幻想文学を。

んで、大事に組み上げた私の世界をね、何とかして他人の手のひらに押し付けるために、絵を描いているんです。目的と用途があるから、ここまでこられました。
描く喜びに筆が走ることがあれば、本当に幸せなんでしょうが、私には難しいみたいです。
有償ボランティアをする中で、クライアントと私の気持ちが潤うなら、それこそ幸せかも。

好きだと、さらには欲しいと言ってくださる方のための、イラストご依頼窓口です。
自分の執筆時間を鑑みて、アイコンのみの受付とさせていただいてます。


依頼人とのやりとりがほとんどないのが特徴です。
「おこづかいあげるから新規アイコン描いて」っていう感じで使ってください。


こちらは、依頼人とやりとりをするビジネスなアカウントです。版権も可能。
キャラデザ・修正回数追加など、私の技術と時間をお金で買ってもらいます。

いずれも納期が21日で商用不可、がっちり紐をしめていますが、変な人フィルターになればいいなと思って記載していますので、日ごろなんとなくやりとりのある方はいろいろご相談ください。
納期は万が一のための保険です。きっとすぐやるしすぐ納品します。
ここあアイコンが欲しい方、この機会にぜひご検討下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿