2016年1月31日日曜日

やきもち

好きな人のことを、全部把握していたい気持ち。
その全部を手に入れていたいのは、不安だから。
でも、人は人、結ばれても融合することはないのだから、結局は一個人の行動だってあります。
理解しつつも受け入れきれないジレンマが、やきもちなのです。

やきもちは、思いの強さ、その均衡が崩れていると発生しますね。
天秤で量れるものではありませんが、より強く好意を持っている人のほうが嫉妬するに違いありません、多分。
その熱い思いに対し、いかに報いることができるのでしょうか。
答えはわかりませんが、一つの提案があります。
嫉妬する相手に、一度思い切り依存するのです。
かかりきりになる時間をとって、嫉妬する時間を与えない。
赤子がだっこをせがまないよう、ずーっとだっこする手段をとる、っていうのに似ているかもしれないです。

好きの気持ちの満ち引きを体で体感してもらって、理解を促していくほかないのかなあ、というのが現状です。

愛の均衡は、日々のお互いの気遣いで保たれるわけですね。

2016年1月27日水曜日

すべてはからだとご相談

寒さが衰えるところを知りませんね、ここあです。

日記を書くのには自身の身を削る=プライベートを公開するということにつながると思うのですが、ネットの海に放流するのでそういうことはしたくないのです。

なので書くネタを見つけられないまま、一日を終えたりいたします。

さて、HP『Yokubari Chocolatier』のNOVELSタブに見知らぬ文字がありますね?
マウスオンすると出てくるのは、見なれた『黒獅子物語』。
その下、『純白の抒情詩(リューリク)』というのが、いわゆる未発表にして処女小説なのです。

留学の最中、修士論文の練習にならないかと、ふと思い立って書いていた小説とは、この『純白の抒情詩』にほかならないのです。
『黒獅子物語』も並行して書いていましたけどね。

それで、まあ、三年前に書いていたものですから、どんなもんだろうと引っ張り出して読んでいるんですが。

おかしい。

とても面白く読めるのです。

自画自賛の理由は全く見当たらないのですが、ともあれ疲れずにずっと読めるのです。

何故読むことにシフトしているかと言いますと、ちょっとからだが創作についていけていないのですね。
具合が悪いわけではないのですが、ふと気を抜いた瞬間に寝落ちしがちなのです。
集中がぷっつん切れやすいので、まずは生きることを優先しております。
なにせ座右の銘が「死なないように生きる」ですから。

なので、やりたいことがあってもたまっても、まずはからだとご相談。
お仕事はちゃんとこなしますけれどね。

2016年1月26日火曜日

アレ、どうなってるの?20160125

ここあの創作はいつも並行して進められています。
きちんと時間割があるわけではなく、今日はこれ、みたいな気まぐれで。

以下に明記しますので把握いただけましたら嬉しいです。


黒獅子(ストックたまったらすぐにでも出したい
・蘭英書いてる

同人誌(新刊。秋、関西ティアいきたい
・年表いじってる
・序文も書いてる

HP(まったり
・純白の抒情詩コンセプトCG作成中
・ILLUSTタブのアイデアが無い(致命的
・リンク募集中

お絵描き
・さくらちゃん
・ミルのイメージボード
・ルヴァの色紙

音楽(スピード勝負
・おじじの曲をいじりたい。
・でももう一曲いじりたいのもある。

イベント関係
・当分出番なし(ウェブメイン
・夏コミ、アシ一本あり


以上です。

それから、ブースでの通販ですが、おかげさまでじりじりと在庫が減っております。

 ・小説『少年王のジレンマ』 残り3部
 ・小説『銀色乙女のタランテラ』残り10部

『少年王~』の残り在庫に合わせて、小説セット、あるいはちょこれいつフルカスタムは3部のみのご用意になります。ご注文前のご予約も承っております、お気軽にご連絡くださいませ。
ちなみに
 ・漫画『ねこまほ』はいっぱいありますw


さて、落書きや駄文、ツイッターのタグ遊びは減りますが、その分しこしこと創作を進める予定です。
相方しろたんも産みの苦しみでうんうん唸ってますが、それは漫画を真剣に描いている証拠ですね。ブログのほうで漫画を連載していますので応援よろしくお願いします!

それぞれいろいろやっていますが、これからもちょこれいつのこと、よろしくお願いいたします。

ちょこれいつってなんぞ? という方は、HP「Yokubari Chocolatier」内、ペーパーPDFをご参照ください。

2016年1月18日月曜日

新曲『銀盤オルゴヲル』公開と制作秘話

こんばんは、ここあです。
世間は雪模様、明日からも寒波の勢いは衰えを知らぬそうですね。

そんな冬にぴったりなお歌を作りました。

『銀盤オルゴヲル』

私の作曲スタイルには三種類あります。

1、言葉と言葉の持つ音楽が一緒に生まれる
2、言葉だけが先に生まれる
3、メロディだけが生まれる

この曲は、1でした。
ただ、作詞したのは2012年の冬。作曲に関してはドのつく素人のときでした。
当時はKE-I君が歌の作曲をしていたので、もしよかったら曲をつけてくれないかな、と思って詩だけをつくって、そのまま放置していたのです。
メロディは一緒に生まれていたのですが、それを曲に仕上げる力は持ち合わせておりませんでした。

なので、まずは言葉で描いた風景について蛇足をつけていきたいと思います。

大学の近くに居を構えていた私ですので、演奏会のためにはいつも隣町に出ねばなりませんでした。移動には節約のために、いつもバスを使っていました。
演奏会に出たり、聴いたり。
その終わりが夜になるのは当たり前のことです。
最終バスに乗って、最寄りのバス停に降り立つ私をいつも迎えてくれる人がいました。
それは、凍える冬の日にも。
彼と二人、アパートに向かって歩く道には、街燈ひとつありません。
車も通らない丘を、凍みついた雪を踏み鳴らしながら進むのです。
私たちを包むのは、深い闇に鎮座する雪と、そこにちりばめられた星々。
果てしなく広がる夜の世界に、きりりと冴えた星座の光が近づいてくる気がします。
両手を広げて、くるりと回れば音楽が鳴りそう……。
そう、夜空は鉄のくさびが打ち込まれたオルゴールの銀盤のようで。
想いを馳せ、天高くを仰ぎ立ち止まった私の手を、彼がとりました。
しっかりと絡めた指を、自分の手ごと、ポケットに突っ込むのです。
かじかんだ指先に、血液と、もうひとつほかに感じるものがありました。
同じ温かさが心に迫る。
そういう静かな夜、静かな一瞬を切り取った歌です。

曲については言うまでもありません。
これは過去のこと。
星の光がはるか遠くからやってきたのと同じ、過ぎ去ったものです。
その記憶を形にとどめておくための作品です。
蛇足つきでもなお、楽しんでいただけたら幸いです。

これも蛇足ですが、要望があれば、DL販売も考えております。

2016年1月13日水曜日

語ることなきにしもあらず

自発的な語りはどうも苦手です。
問答ならばいくらでもできるのですが。
語るというからには、それだけ相手に伝えたいという衝動にも似たイモーショナルな動機がなければなりません。
語り手の心が大きく揺さぶれる、そういった瞬間に口をついて出るものだと思うのです。
そういう柔らかな感受性があってはじめて、文章に伝える力が宿るのではないでしょうか。
もちろん、適切な言葉遣いというものはありますが。

語りも一つの文章ですが、それにはただ事実を述べるような、ある程度無感動な文脈よりも、相手の共感を誘うような、あるいは想像力に働きかけるような情緒が必要なのです。
共感は最も難しい感性の一つだと私は思います。
個々の生きざまが異なるのに、どうして同じ感覚を共有できるのでしょうか。
普遍的な点で共通した行動をとるのは、ヒトという生き物であるという前提条件のもと、暗黙の了解としてわれわれの心の中に根付いてはいます。
しかし、同じ知性をもった生き物であり、共通の教育を受けてきたと勘違いをしてわれわれは人間を見るや自身と同等の存在であると誤認してしまうところも持ち合わせています。
共通の教育だなんて政府と教育委員会の掲げた理想であって、共通だと言い張るカリキュラムを与えたからといって等しく知識と教養が身に着くはずもなく、それは教育者の手腕、ならびに校区の児童・生徒の実力によって理解度がさまざまだというのに。

であるからして、適切な言葉を用いたところで読解力の差異から大きな勘違いを生み、人間関係に軋轢が生まれることは必然に近いものがあります。
顔の見えないインターネット社会ならば、なおのことそうでしょう。

と、いうこともありまして、ここあ自身の言葉はこのブログで繰り広げることといたします。
私という一個人の言葉を不快に思われる方も少なくないと考えたからです。
少々おしゃべりが過ぎました。
語ること、なきにしもあらず。

2016年1月2日土曜日

あけましておめでとう2016

昨年はお世話になりました。今年もここあとちょこれいつのことをよろしくお願いいたします。