2016年8月29日月曜日

健全な魂、健全な肉体に宿る、んですか?

こんばんはとおはようの境目からこんにちは、ここあです。
業界ではいつなんときでも「おはようございます」なので、とりあえずおはようございますって言っておけばいいぞ、と二機会(あえて誤字らせていただきます)出身の先生が言ってました。
でも音楽学の恩師は「そんなバカげた話があるか、普通にしなさい」って言ってたので、どっちでもいいですね。常識は生きる場所で変わるっちゅうことですかね。

さて、サンマが美味しい季節が既に到来し、わたくしびっくりしております。
だって、まだ夏じゃないんですか。こんなに暑いし台風きてますよ。
あと、春に初めて夏にやってた原稿、まだ終わってないんですよ。
これ、だめだって、まだ夏終わったらだめだって。
原稿終わってから秋が来てよ。ね、秋、ちょっと待ってて、後一週間くらい。
でも、台風って秋の季語なんだっけか。台風も来るなよ、そこですとっぷ。
生き物にひとしく与えられているのは時間ですからね、そこのところは仕方ないですよね。

誰かに話したら、それをみんなに話したような気がするわたしですので、わりと秘密主義者と言っても差し支えないんじゃないかと思うのですが、広報はそれじゃ務まりませんので、同じことでも繰り返し、繰り返しまいりたいと思います。

秋の新刊は『純白の抒情詩』。
じゅんぱくのりゅーりか、とよみます。
ドイツ語のLyrikから来ています。りゅーりく。
りゅーりかと「A」の音でくくり、女性形にしてある理由は、想像にお任せします。

体裁は、文庫上下巻。
それぞれ340ページずつぐらいになります。
不確定なことを言ったのは、下巻が作業中だからです。あああ。
フルカラーのカバーもついちゃって、しかも帯まで付いて、商業っぽい見た目になってます。

内容を素敵に書くと「神話と現実、過去と現在があやなす恋と魔法の物語」。
ゆるーくすると「初恋破れていじけっぱなしの狩人が、森でほわほわ妖精ちゃんをひろったり、ツンロリ女王の許婚にされたりする話」。
なんじゃこりゃ。
真面目さが感じられません。
でも嘘を言っていないのでなんとも。

予定頒布価格は一冊1500円です。二冊で3000円。
セットで非売品しおりを差し上げます。
コルクで栓をするコルクポットと、お持ち帰り用トートがついた楽しいグッズセット、
『リューリカおさんぽセット』は限定10セットで5000円、
コルクポットなしトート付きは限定20セットで3500円です。

商業市場だと同じページ数で1100円ぐらい、同人相場200p=1000円と思ってつけました。
同人誌出版は単純ページ数で換算されてますからね、文庫は高かった、です。

次に、新刊の頒布場所です。

9月18日 第四回文学フリマ大阪(確定
10月2日 関西コミティア49(確定
10月23日 COMITIA118(待ち・お隣フレエドムさま
11月9日 そうさく畑FINAL(待ち

これに加えて、

11月23日 文学フリマ東京(確定・フレエドムさま

にて委託もさせていただく予定です。

と、いうことで、文学フリマ大阪のカタログがこちら。
https://c.bunfree.net/c/osaka04/!/C/32

今、まだ下巻を完結させる途中なんです。
四年間足踏みをしていた名残で、産みの苦しみが半端ないですが、
新刊、締切、という二つの言葉にお尻を叩かれながら、
無事に下巻を書き終えられそうな匂いはしています。
匂いとか予感とかそういうもやもやした不確かなものに確かな存在感を感じちゃう日本人の遺伝子を愛しつつ呪いつつ、がんばりますので、どうか見守っていて下さると嬉しいです。
と、いうところで、これが今日の何かでした。

ちなみにしろたんはマンガを13話まで描いてるよ。
ひと月一話=10pでいいんじゃないか、という当初のペースを上回っていて、ここあさん嬉しい! 
てもとでの完結は早くて一年後。
連載はその後だからー。
私に残された猶予も一年って考えていいのかな。
新刊出しつつ本編書くのって、できるのかな。
本編を書けるペースで新刊を準備する流れのほうが、いいんじゃないかなとか。
サークル運営もいろいろ考えながらです。
来年の秋の東京は絶対に行くと心に誓っていることだけは、明記しますね。
てことはここに合わせて新刊か。
ネタはあるぞ、ネタは。
面白くできるかどうかは、腕次第。

2016年7月31日日曜日

イベント情報。文学フリマ大阪・他

こんにちは、ここあです。

執筆やイラストや納品や入稿の日々、この修羅場に赤ちゃん返りしたくなりますが、私は元気です。おもにしなびております。

さて、8月、コミケも間近と言うことでイベント情報をお伝えいたします。

コミケは二日目、ヘルズ商事さま(村上矛智さん)に既刊3冊としおりをお預けします。


それから、ちょこれいつ本体が動き出すのは9月18日の文学フリマ大阪からです。

 ただいま上巻の出版が確定し、下巻を猛スピードで編集しております。
商業文庫みたく、フルカラーカバーをつくりますよ。
ただし、カバーの採寸を確定するために下巻本体の背幅を確定せねばならないという基本事項に気付いたのが先日で、今、火を吹きながら猛タイピングしております。
しなびてる暇がない。

また、大阪の堺市中央図書館にて行われる文学フリマ展に、ぐっさん15歳とミル12歳をお届けしました!

【文学フリマ展】
会場:堺市立中央図書館 ( https://www.lib-sakai.jp/shisetu/s_tyuo.htm )開催日:2016年8月2日(火)~2016年9月11日(日)開催時間:※堺市立中央図書館の開館時間に準じます

やだ、都会に展示される我が本、なんだか有名になった気分! ちっともそうじゃないけど!
お近くにお越しの際はどうぞご覧くださいませ~!

と、いうところで、今日はここまでです。
お品がきの確定は9月にはいらないと難しそうです。

しろたんもマンガを鋭意執筆中です。
関西コミティアとコミティア118に行くんだから再版してもいいと思うんだけど、首をなかなか縦に振ってくれないんだなあ、うーん。

ではでは、ここあを、そしてちょこれいつをどうぞ応援よろしくお願いいたしますー!

2016年6月29日水曜日

7月を迎えるにあたって、近況と動向

こんにちは、ここあです。

現在の動向についてお知らせすべくQ&A方式でしたためます。

Q.ツイッターのサブにある「C90対策」って何のこと?

A.文字通り、C90に向けての原稿に携わっております。
自サークルではなく友人サークルのマンガです。
↑
これの続きを出すということで、専属アシスタントをしております。
7月末の締め切りまで、ムッチーさんと二人三脚。

Q.じゃあ、「新刊」は?

A.新刊は、『純白の抒情詩《リューリカ》」という小説で、9月18日の文学フリマ大阪を皮切りに10月2日関西コミティア49、10月23日COMITIA118で頒布予定です。
よみがなは「じゅんぱくのりゅーりか」。
略称は、リューリカ。ドイツ語で詩人という意味があります。

Q.サンプルはあるの?

A.ございます。
お好きなプラットフォームからアクセスしてくださいませ。


Q.「リューリカ」は連載中だけど、わざわざ同人誌にしなくてもいいんじゃ?

A.少しでも皆さんに知っていただけるよう、本編だけの連載です。
実は、ウェブで連載されない部分、3つの神話がキモなんです。
他に、物語の全容と謎を解明するための短編が4つ。
合計7編の短編を組み合わせることによって、リューリカの世界は完成します。
これらはすべて、文庫版上下巻におさめられます。
400p、文庫版、フルカラーカバー付きで一冊予価1500円です。
単価は上下するかもしれませんが、上下巻セットで3000円というのは崩さないつもりです。
発行部数の目安を知りたいので、どうぞ気になっていただけましたらお早めにご連絡いただけますと嬉しいです。再版の予定はありません。

Q.もしかして、楽曲もあったりして?

A.ご、ございます。
ただ、本当に最初期のピースばかりですので、改稿が必要なものばかり。
それでも、リューリカには音楽があります。するどい。そりゃそうか。

Q.「黒獅子物語」大丈夫? 終わる?

A.ひいこら書いております……。

宣伝ばっかりで一向にに発売されない何かの真似はやめようと決心しているところですので、気長に待っていただけますと幸いです。

2016年6月10日金曜日

ここあ、お世話になった方を紹介します

実は、初めての梅雨なのです。こんにちはここあです。
この一カ月書かなかった分は、何からお話したらいいかわからないくらいに報告未遂が多いです。
まずは、委託の感謝を表すために宣伝を。

5月の文学フリマ、コミティアでお世話になったフレエドムさま。
すこしふしぎ系ファンタジー創作さんです。

HP;http://aohadori.oiran.org/
ライター 葵あおさま https://twitter.com/aoiao_f5
イラスト 千鳥スズヤさま https://twitter.com/szyf5

新刊および既刊はBOOTHでお求めできるそうです。
https://free500-ion.booth.pm/

青年と少女の組み合わせとやりとりとが絶妙な作風で、ストーリーにかかわらずどこかノスタルジックな雰囲気を感じています。個性の違う二人の作家が噛みあっているのも小気味が良いです。


続いて、5月の関西コミティアでお世話になったいただきます㈱さま。
魔王さまが勇者をエントリーシートでふるい落とす系の創作さんです。
HP;http://iiyudana-nahahan.jimdo.com/
ライター 凡符(ポンプ)さま https://twitter.com/I_am_pomp

新刊および既刊はBOOTHで。つづきはHPで連載中です。
https://iiyudana-nahahan.booth.pm/

DQをプレイしたことがあれば一瞬で滑り込めるテーマです。
シューカツを乗り越えた大人がくすくすしながら読める、ライトな雰囲気とテンポの良い文章が魅力的です。
おこさまは、社長業が椅子の上でふんぞり返るだけじゃないと、ちょっとかぎ取ってね!

どちらも新刊をお抱えの中、委託のお声掛けをいただき、大変なご厚意を賜りました。
少しでも賑やかしになれば幸いでした。
以上二件、大変お世話になったサークルさまでした。


次に、5月某日、わざわざ私と神戸観光をするため足を運んでくださったフォロワーさんを。
マンガ・イラスト 深水かをるさま https://twitter.com/nanashiki51

かわいい弟を愛でるタイプのBL創作さんです。
愛でるほうの兄もしっとりたくましくかっこいいので、おにショタが好きな方に。
そのアナログコピックのテクニックは目を見張る鮮やかさ!
既刊がBOOTHで買えます。
https://nanashiki51.booth.pm/

以上、直近でリアルにお世話になった方をご紹介しました。

2016年5月1日日曜日

5月1日の文学フリマ・委託させていただいてます。

こんばんは。
アニソン三昧を聞きながらだらだらとサークル会議をしていました、ここあです。
落書きの前にすることがあるだろうと、そうだろうと、たった今気付きました。
献上イラストを描き終わって気づくとか、さすが、脳みそに栄養が足りていません。
もう朝ごはんを食べてもいいぐらいですね。時間的にもね。

以前のブログでも描きました通り、日頃から懇意にしていただいている千鳥スズヤさん(@szyf5)のサークル、フレエドム様から嬉しいお声掛けをいただき、この度の5月1日の文学フリマと5月5日のCOMITIA116にちょこれいつの本を預かっていただける運びとなりました。
東京に足を向けては寝られません。

『少年王のジレンマ』A5,148p,1200yen
『銀色乙女のタランテラ』A5,162p,1200yen

上記二冊を一緒にお求めで、新作のクリアしおり(二枚組)をプレゼント。

新作は『くろししアクリルキーホルダー(お茶会テーマ・全四種、各500yen』

アクキーをコンプリートまとめ買いされた方にはコースターをプレゼントします。

文学フリマのスペースは、キ‐27
コミティアのスペースは、G-43a

だそうです。

前々から個人的に本を狙っていたので、この機会にようやく新刊をゲットできる、と意気込む私なので作風を大きな声でご紹介できる身分ではないのですが、フレエドム様のHPいわく、「S(すこし)F(ふしぎ)なファンタジー」を描かれているようです。
個人的に大好物な匂いがぷんぷんします。

そして、お品書きまで作っていただいて……はわわ……。

フレエドム様ブログ『日常フラグメント』
http://fleedom2.blog81.fc2.com/blog-entry-588.html

ブログにまでがっつり宣伝していただいて、もう、ありがたさの極みであります。

そんな私にできることと言えば、大きな声の宣伝、もしくは応援お絵描きぐらいで。
……ということで描いてみました、どーん。



実は、応援の色紙ももう描いてとっくに捧げているのです。
イベント会場でのみご覧いただけますので、ぜひぜひ、お時間ありましたらお立ち寄りくださいませ。
5月5日は子供の日だし、主人公さんをかっさらうつもりです。
スズヤさんの描かれる男性は肩ががっしりしたモロ好みのイケメンばかりなので筆が震えますが、ぎゅっと汗ごと握って一枚、描きたいです。
あ、ここあの本職ですか。
音楽家です!(ばーん
創作で、ですか。
文字書きです!(ばばーん

お友達へのお手紙にもしたためましたが、最近はお絵描きが手軽すぎて本末転倒になりつつあるので、しっかり文章の書き方を思い出していきたいです。
物語が無いと、生きていけないのです。
でも音楽もないと、生きていけないのです。
そこに色が無いと、つまらないのです。
そういうわけで私はなんでもやさん、といういつもの結論にたどり着きました。

5月15日の関西コミティアのお話は、つぎのつぎくらいにさせていただきますね。
いただきます(株)様のご紹介をしっかりしたいので!

それでは、三時半ですから、私は眠ります。
おやすみなさいませ。
起きたころには、どこのイベントも開場しているんでしょうね……。

2016年4月5日火曜日

君と僕との幸せな距離感

おこんばんは、ここあです。
実はこの春、国際空港のある市に引っ越しまして新生活がスタートいたしました。

初めての梅と桜の共存、まっすぐに描かれる飛行機雲、とどろくエンジン音。それからまだ明けていない段ボール箱の山。
あらゆる荷物のことを気にせず出歩けるようになったのはつい最近のことです。
箱を開けて必要なものを取り出すと、毎回「こんなものがあった!」という不思議な新鮮味があります。
大学院生のときに使用していた調理器具、食器、それからあらゆる生活雑貨が出てきて、それを一緒に使うのは当時の彼氏、すなわち生涯の伴侶で。
「懐かしいね。留学前のだね」
「それで、今、いくつ?」
「27」
「うわあ。4年前だよ……」
というやり取りを飽きずに繰り返しております。
大学時代の話しをして、先生は、誰は元気だろうか、と語らうのもなんだか時間の感覚がおかしくなる一因だと思います。
そもそもが付き合って7年ですから、もう、何が何だか。
今までずっとこうしてきたような気さえします。

先日、夫の職場に行くことがありましたが、「噂の新妻」としてちやほやしていただきました。
どうやら、「身一つ(とは言い難い本と楽譜の山を持ってきた)で縁の無い地に定住しにきたひとりぼっちのお嫁さん」という少々あわれな境遇に心を寄せていただいているようで、どなたからも「困ったら頼りなさいね」と暖かいお言葉を頂戴いたしました。
とても「国内ですし、日本語も通じますし、地図があれば大丈夫です!」なんて言えません。
あ、思い出した。そろそろこのあたりの地図をゲットしなくては。バス路線図でいいかな。

そんなこんなで、実家と相方と幼馴染と、以前のように距離を遠くにして暮らすようになりました。
実家のほうでは色々とやきもきしているでしょうが、本当に言いたいことがあれば電話をしてくることでしょう。義実家もそうですね。
相方・しろたんとは、ミーティングができなくなったとはいえ、そもそもフィンランドにいる時にも密に会話をしていたことを思えば、まあ、時間帯があっているし、とか思うわけで。
幼馴染も新しい家族を迎えて生活を支えている立場。
お互いがお互いにちょうどいい時間に、連絡を取り合える。
これってきっと、幸せな距離感だと思います。
これが私なりのkeep in touchなんだって、言いたくて。
しかし、そろそろ恩師へのお葉書を印刷せねばなりません。
入稿した再版二冊、新アイテム・アクリルキーホルダー、(とおまけのコースター)クリアしおりが届くまでにやってしまいましょう。

まずは、ゆっくりとこの世界を見て回ります。歩くテンポで。

2016年3月1日火曜日

委託のお支度です

トロピカーナは命の水、ここあです。
ココア飲めよって話ですか、いいえ、魔法の粉が無いんです。

さてタイトル回収します。

日頃から良くしていただいているフレエドム様方千鳥スズヤ様からのお優しいお申し出により、ここあ、文学フリマ東京に既刊小説の委託をさせていただくことになりました。

フレエドム様HP
千鳥スズヤ様Twitter

5月1日だそうです。ご自身のお荷物もおありなのに私の分厚い本を持って行って下さるだなんて本当に頭が上がりません。
当日はせめてもの賑やかしにと、色紙を描かせていただくつもりです。

んでだ。
再版期日が過ぎている『少年王のジレンマ』は改訂をします。
誤字脱字修正に合わせて、ちょいちょい末尾などを変えたり、二版に寄せるコメントなども描き下ろそうかと。
あとは『銀色乙女のタランテラ』でお役立ちだった用語解説をつけたそうかな、とか思っています。
ページ増えるー!

『銀色乙女のタランテラ』は奇跡の誤字脱字無しで、再版割引も適用できるということでノータッチであります。
でも、口絵は白上質110kに変えたいですね。かけあってみます。

また、新作アイテムとして夢のアクリルキーホルダーを考えております。
いっつどりーむ。
絵柄は四種類、希望頒布価格は500円のつもりです。
夢のマグカップも考えてますがお財布と相談します。

そんなこんなで、3月15日に入稿できるように色々頑張りたいです。
さしせまり! うわあ! やるしかない。

2016年2月13日土曜日

絞りこむスタイル

こんばんは、暴飲暴食で体力をつけた気になっているここあです。

自分のやれることをやれるだけやった結果、手広くなって収集がついていないわけで。
時間割から解放されて久しいですが、ちょいとひとつ創作時間割など作ってみようと思います。

文字 1時間
おえかき 1時間
練習 1時間

どれも一時間で終わるわけないじゃないですかヤダー!!

でも、これくらいじりじり毎日続けていかないといけないって思うんです!
明日からやるぞ!
今日はもう眠たいからね!

2016年2月10日水曜日

私とあなた、二人合わせて四つの瞳

SHIROBAKO見る度に大きなうなずきを繰り返すここあです。こんばんは。
お正月の一挙放送から冬クールにかけてBS11で再放送中なのを追っかけています。
今日見たのは打ち合わせ回。
何たる偶然か、本日は我々サークルちょこれいつも打ち合わせの日でございました。

お互いの仕事の範疇がイラスト・漫画・設定という点でかぶるので、なにかとすり合わせる部分が多いのが常なのですが、今回はそういうすれ違いや作業のお話ではなく、編集について書いてみたいと思います。

最初に、私は素人です。
ですから編集を生業とする方々には及びませんし、そもそもやっていることが間違っているかもしれません。

まず、創作する脳みそについて少しだけ。
人生経験とその刺激が想像力に結び付くと、創作対象を考え始めるインプット状態になりますね。
それを脳の外に出していく作業がアウトプットです。
教育にも言えることですが、この、イン/アウトの繰り返しで情報は定着し、整理されていきます。

インプットばかりだと、混然としてくる情報を整理するために何かしらのアウトプットは必要です。
これも私の常とう句ですが、人によって違いますから、声だったり、文字だったり、絵だったりするでしょう。
私は文字ですが、相方のしろたんこと白城ちょこほは声でした。
私たちの打ち合わせは対面がよいようです。

さて、実際に私がしたことを書いてみましょう。
それは、ただの質疑応答です。
私は、迷走とは「答えは本人の中にあっても悩みに埋もれて見つけられない」状態であるという認識をしています。
「気持ちばかりが急いて」いるところに、論理は求められないものです。それはもちろん、自分にも該当します。
こういった迷走時に必要なのは、「積極的な聴き手」であるといえます。
ちょっぴり心理学的なアプローチ。
「積極的」というのは、相槌を繰り返すだけでなく、相手の発言をオウム返しにして問い、話を確認しながら聴くという姿勢から来ています。
「へー。そうなんだー。ふーん」は、それに値しないただの聞き手です。
優れた聴き手は相手からどんどん話題を引き出せるといいますしね。

さて、今日は、色々質問しました。
どうして漫画を描きたいのか。
主人公は物語以前にどんな生き方をしてきたのか。
主人公の動機は何なのか。
ヒロインの境遇は。
主人公サイドの意図を邪魔する存在は。
社会的情勢は。

尋ねながら、情報を追加しながら、板書のように落書き帳を黒く染めてゆきました。
私は優れた聴き手ではないので、途中で思いついた流れを話してしまうこともあります。
口ははさみますが、それは話の流れから推察した限りの自然な成り行きを想像してのことです。つもりっこ。
もちろん発言に上手くいく確証はありませんから、すぐ訂正したりも。
生命の維持のためお腹がすいて、それが苦痛なのは生きるためで、生きるために食べ物を求める。
そういう風に、事象には理由がはらむことを強く推して、骨を何本か突き刺すこともあります。

これは、数学の口頭試問のように、解法を知り尽くしていることを証明するための質疑応答ではありません。
自らの考えを口にしてもらって、思考の隙間を見つける作業なのです。
悩みというのは同じこと、同じ感情の停滞したループですから、そこから抜け出すには他者の目が必要なのです。
落ち込みうつむいているときに、肩に手を置かれる、そういうイメージでしょうか。
鏡に向かって自問自答を続けると精神が病むと聴きますが、それを脳内で行い続けるのは濃く過ぎる話です。
世界は同じでも、視界が異なればかたや光、かたや闇と見え方が全く異なります。
自分の両の目でも見ているものがずれていますが、かといって耳の裏が見えるわけではないでしょう。

質疑応答で情報が整理されていくと、おのずと必要なものが見えてきます。
整然とした考えで満ちた頭は、すっきりと風通しがよく涼しく感じられます。
目の奥が、すん、と冴えた感覚です。
これは、集中の予兆。

とりあえず、「あ、ほこりついてるよ」の調子で、相方としての務めを果たしてまいりたいです。

まとめ


2016年2月4日木曜日

手と点、目と面

「知らない君になっていく。君が離れていく気がして、怖い」

これは私の知られざる一面を垣間見た、伴侶の言葉です。
私には、この怖さがわかりませんでした。
当初は嫉妬や独占欲ではないかと勘繰りましたが、どうやらこの言葉にすべてが集約されているように感じられます。
少しだけ、私の見解を綴ってみることにします。

人格は多面体です。球ではないと思っております。
球には角がありませんからね。
人格と人格がぶつかるとき、それこそ角が立つことは少なくありませんから。
接する面もあれば、死角になる面もあります。
付き合う人によって見せる面、見せたくない面、さまざま存在します。

幼いうちは平面でお付き合いをする感覚があります。
庇護者と保護者という二者間にペルソナが必要ないからです。
しかし、第三者の登場により、ペルソナの存在が必要になります。
たった一面だけでは太刀打ちできない何かは、社会的な存在です。
俗に言う、他者のことですね。
幼児にとって保護者は自信と同一視されるもう一つの自分自身であって他者ではありません。それは母親も無意識に抱く感覚であるとききます。
言わば家庭は、自分だけの世界なのです。
その世界に現れた異質な存在は、敵なのか、果たして味方なのか。
出会ってしまったからには対処せざるを得ません。
そのときはじめて、人格に折り目がついていくと、私は考えます。
出会った人の数だけでもいいでしょう、生きてきた環境でもかまいません。
「その場にそぐう自分」を創ることを学び、人は社会生活を送れるようになります。

そうしてそれぞれに人格という立体を組み立てた人間同士が出会うわけですね。
触れ合った面が強い共感で結びついて、人生の伴侶となることもあります。
抱きしめた体と体の接点で、相手のすべてを包み込んだような気持ちにだってなれます。
しかしそれは点と面であって、表面積すべてではありません。
人格の多面体においても、同じことが言えると考えます。
強く結びついた面を良く知り合えても、死角となった部分はその存在をぼんやりとうかがい知るか、あるいは全く知らずにいることだってあると思うのです。

初めて目の当たりにした一面、それが原因で、パートナーを見限ることはあるでしょうか。

現実にはあり得ると思います。
「私の知っている彼(彼女)ではない」とひどく幻滅したりするのが、それに相当するのではないでしょうか。
がっかりするほど相手に期待や理想をかけているほうが、ちょっとどうかしている、というのが私の偏見です。

家族になるということは、人格の多面体がどんどんと展開され、ついには平面になる、いわば新たな自分たちだけの世界、家庭が構築されるものだとおもいます。
磨いてきた一面もあれば、隠しておきたかった一面もあるでしょう。
でもそれもひっくるめて額を突き合わせていくべきだとおもうし、そうしたいのです。

だから、私はもっとさらけ出していこうと思います。

「知らない私がなくなれば、不安になることはないでしょう」と。