はい、前回の続きです。
http://961cocoascaffemocha.blogspot.com/2016/09/blog-post_20.html
【ペーパー論②.2】「伝えたいこと」を絞り込もう。
さてさて、10分で「《作家としての自分》と《これまでの作品》、《作品の見どころ》をできるだけ簡潔に、書」けましたか?
よく陥りやすいのは、以下。
・どれかだけ長々と書いている。
・作品の列挙だけに終わっている。
・作品への愛が強すぎて、一見さんをおいてけぼりの情報がぎっしり。
さて、あなたがふらりとひろった紙に、この情報が載ってたら、どうでしょう。
目を通す、いや、目が滑っちゃうこと請け合いです。
なぜすべるかって、そりゃ、初めての人に紹介する言葉じゃないからですよ。
さ、ここでもう一個、課題。
もう一回、「10分のタイマーをつけて、箇条書きした言葉を文章に」、あるいは「長すぎる文章をSVOの形に短くしてください」。
では、どぞ。
あくまで、初対面の方にお話しするんですよ。
【ペーパー論③】材料はそろった。じゃあ、どうやって置こう?
はい。課題はクリアしたとみなします。
ここでやっと、「優先順位」がつけられます。君の頑張りがここにきて実る!
てことで、課題ドーン。
「1位から5位まで、優先順位を付けてください。情報の種別は問いません」
書けましたか?
書けましたね。
優先順位はレイアウトを考える上で、貴重な指針です。
新聞と同じ考え方です。
見出しになるのは重要語句。
忙しい人が情報を端的にゲットできるような工夫なわけです。
重要な情報や単語はでかフォント、時間を取ってゆっくり読んでもらいたいものは小さめフォント、これ世の中の基本です。
てことで、あなたのペーパーの一面を飾る、第1位はなんですか?
・A4の紙もう一枚用意してください。
これを暫定設計図にします。
「1位の情報が目立つように、配置しなさい」
「次に、2位の情報をその隣に配置しなさい」
……
と言う風に、優先順位の高いものから紙面を構成します。
あなたの情報を売り物・魅せるものとして取り扱うわけです。
……体力が切れたよ。
誰かを参考にするのもいいけれど、伝えたいことが個人で違うんだから、
紙面だって絶対に個性が出るはず。
それは怠けず、あるいは嫌がらず、まずは自分の手と頭を働かせてみてください。
絵が描けないなら、楽しい無料素材屋さんとかでもいいの。
「初めて見た人が、興味を持ってみてくれるか」がまず重要だから。
レイアウト能力は、レイアウトすることだけで伸びるのですから。
てことで、あとは個人の能力差と持ってる情報数によるので、個別対応します。
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